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2025.11.5
コラム【施工事例紹介】水冷式エアコンを導入!
こんにちは!スマイルテクノロジーです。
今回は、水冷式エアコンを導入した空調設備工事をご紹介します。
【解説】水冷式?空冷式?空調方式の主な違い
水冷式エアコンは一般的な空冷式とはシステムが根本的に異なります。特に、テナントビルや都市部の施設で採用される背景には、以下の決定的な違いがあります。
1.効率と安定性
- 水冷式: 冷却水を使うため、空気よりも熱交換の効率が非常に高く、高い省エネ効果が期待できます。また、外気温に左右されにくいため、猛暑や極寒の日でも安定した冷暖房能力を維持できます。
- 空冷式: 効率は一般的で、外気温が極端になると能力が低下する場合があります。
2.設置と景観
- 水冷式: 大型で目立つ室外機が不要です。そのため、ビルの景観を損なわず、屋上やバルコニーの省スペース化に貢献します。
- 空冷式: 室外機が必須となり、設置場所の確保が必要です。逆に、必要なのは室外機の設置場所だけでビル側の複雑な中央熱源システムに依存しないため、ビルや施設の制約を受けにくく、多くの建物で自由に導入できます。
3.コストと専門性
- 水冷式: 初期費用はかなり高めになります。長期的に見るとランニングコストの削減につながります。ただし、水質管理や水配管の点検など、専門的なメンテナンスが必要です。
- 空冷式: 初期費用は比較的安価です。日々の管理や定期点検がシンプルです。これにより、メンテナンスのコストと手間が抑えられます。
このように、どちらの方式にもメリット・デメリットがあります。コスト、メンテナンス、外気の影響など、何を優先するかで最適な選択は変わります。今回の事例では、テナントビルに入居されるため、ビル側の中央熱源システムに合わせて水冷式を採用しています。
水冷式エアコンの取付


写真を見ていただくと、従来の空冷式室内機よりも水冷式エアコンの方がユニット本体が大きく、奥行きがあることが分かります。
【結論】お客様の快適性に差はない!設置後の「見た目」と「使用感」
水冷式エアコンは、その内部構造に特殊な技術を必要とします。しかし、設置が完了し、内装の仕上げが施されてしまえば、お客様が日常で感じる部分に大きな違いはありません。壁のリモコン操作や風量調整などは、空冷式と何ら変わりません。特別な知識は必要なく、どなたでも直感的に操作できます。

◆おわりに
スマイルテクノロジーでは、
設計 → 施工 → 保守点検までを自社で一貫対応。
「どんなエアコンにするか悩んでいる」
「エアコンの取替を考えてい」
という方は、ぜひお気軽にご相談ください!
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