こんにちは、スマイルテクノロジーです。

今回は、工場・事業所様の重要インフラである重油ボイラーとガスタンクの更新工事をご紹介します。古い熱源設備を一新し、安全性とエネルギー効率の大幅な向上を実現しました。

1. 安全第一！大規模な既存設備（ボイラー・タンク）の撤去

古い熱源設備からの入れ替えは、安全性が最優先です。特に大型の重油ボイラーやタンクの撤去には、入念な計画と確実な作業が求められます。

• 緻密な撤去計画: クレーンや特殊な搬出経路を使用する撤去作業は、周囲の配管や建屋を傷つけないよう、ミリ単位で動線を計画します。

• 現場の安全管理: 大型の設備を扱うため、複数の作業員が連携し、指差呼称や誘導を徹底。作業員と周辺環境の安全を確保しました。

2. 見た目以上に複雑！新しいボイラーと配管の接続

新設するボイラーは、最新の技術で高効率かつ安定した熱供給を実現します。設置の肝となるのは、既存のプラント配管への接続です。

• 正確なルート確保: 新しいボイラーと既存の配管の高さを合わせ、圧力損失が最小限になるよう緻密に設計・接続します。

• 圧力計・バルブの最適化: 複数の圧力計やバルブを組み込んだ集合配管部分（マニホールド）は、運転状況が一目で把握でき、メンテナンス性に優れた構造に仕上げました。

3. 完成：高効率ボイラーと美しいガスタンクの納まり

🟦 新設ボイラー（ボイラー室内部）

新しいボイラーは、コンパクトながらも高い熱効率を誇ります。配管の接続部は、漏れや振動がないよう確実に固定。緑色のバルブや圧力計など、機能部品が見やすく配置されているため、日々の点検や操作が容易になりました。

🟦新設ガスタンク（ボイラー室外部）

屋外に設置された新しいガスタンクは、安全規定に基づいた基礎工事の上に設置しました。外観が美しく整然としているだけでなく、最新の安全装置を内蔵しており、安定した燃料供給を支えます。

【結び】熱源更新は「安心」と「コスト」の更新です

古い熱源設備は、故障リスクだけでなく、非効率な運転により知らず知らずのうちにランニングコストを増やしています。今回の更新工事により、お客様は以下の大きなメリットを得ることができました。

• ランニングコストの削減：高効率運転による燃料費の低減。
• 業務の安定化：突発的な故障リスクの回避と、安定した熱供給の実現。
• 安全性の向上：最新の安全規格に基づいた設備と配管への更新。

熱源設備の更新・メンテナンスは、当社の最も得意とする分野の一つです。工場の熱源に関するお困り事や、老朽化対策についてのご相談は、ぜひ当社までお任せください。